インプラント治療

Q&A

インプラントはどのくらいもちますか?

通常メンテナンスができていれば10年はもちます。現在、使用されている第3世代インプラントはチタン製で成功率も飛躍的に向上しています。1965年に最初に第3世代インプラントを受けた方は42年間無事に使われたという報告があります。

必ず、成功しますか?

残念ながら100%成功率を確約できる医療はありません。インプラントにおいても、一般的には97〜98%の成功率といわれ、当院においても同様です。よって数%は失敗することがあるわけです。ただし、失敗した原因を調べ、問題を解決した上で再度、埋入することは可能です。その際、追加費用はかかりません。失敗の原因としては、感染、アゴの骨質や骨量不足、全身疾患(糖尿病)、喫煙など様々です。いずれにしても、事前診査全身状態を考慮した上で、骨量が不足であれば、骨造成を行い、歯肉が薄ければ歯肉移植を行うことで、少しでも予後のいい治療をすることが歯科医師としての使命と考え、日々治療にあたっています。

インプラントは安全ですか?

はい、インプラントは安全な治療です。当院ではより安全、正確な治療をするため、必ず術前に歯科用CTにて3次元的にアゴの状態(骨幅や神経まで距離など)を精密検査します。

インプラント治療は痛いですか?腫れますか?

局所麻酔下で行いますので、手術中はほとんど痛みません。術後は歯を抜いた時と同じような痛みがでますが、鎮痛剤服用で抑えられます。
腫れは手術内容によって異なります。1〜2本の簡単な手術であればほとんど腫れませんが、多数埋入する場合や、骨造成をする場合は、腫れます。1〜2日後をピークにその後徐々に治まります。内出血する場合もありますが消えていきますのでご安心ください。

インプラントに年齢制限はありますか?

骨の成長がほぼ終了する16〜18歳以上であれば大丈夫です。年齢の上限はありません。

糖尿病でも大丈夫ですか?

血糖コントロールがされていて、症状が安定している方は可能です。HbA1cが7%未満であれば可能ですが、以下のような配慮が必要です。傷が治りにくく、化膿しやすいため、抗生剤服用あるいは点滴により、感染対策をしっかり行うこと。低血糖にならないように手術の時間帯を決めること(特にインスリン自己注されている方)。

歯周病(歯槽膿漏)でも大丈夫ですか?

現在残っている歯の歯周病の治療をしてから、インプラント治療を行います。
歯を失った原因が歯周病であれば残っている歯も歯周病にかかっている可能性が高く、それらを治療せずにインプラント治療を行うと、様々な問題が生じます。

ビスホスホネート剤(主に骨粗しょう症に対する薬)を服用中でもできますか?

近年、ビスホスホネート剤長期服用中の方にアゴの壊死が起こる可能性が指摘されています。抜歯やインプラントなどの外科手術に関連して発症してしまう場合もあり、注意が必要です。
当院では3年以上の長期服用者に関しては、術前3か月間の服用中止と、術後の骨および歯肉の治癒傾向の確認後の服用再開を指示した上で治療しています。
ただし、重度骨粗しょう症の方や自己免疫疾患(膠原病)でステロイドを併用している方、悪性腫瘍で服用・注射している方は、休薬できない場合もありますので、全身状態を考慮しお断りする場合があります。

妊娠中でもできますか?

妊娠安定期(5〜7か月)であれば可能ですが、胎児への影響を考えると現実的ではないと考えます。産後に治療されることをお勧めします。

インプラントの治療期間は?

インプラント埋入後、平均的に、下顎で3〜4か月、上顎で4〜6か月です。 ただし、抜歯即時埋入など短期的に完了するケースや、逆に骨造成を併用する場合など長期的(数か月延長)になるケースもあり、一概にはいえません。当院では いかに短期間で治療するかよりも、いかにいい治療をして長持ちさせるかを念頭に治療にあたっています。

インプラント治療のメリットとデメリットは?

歯を失ってのお悩みの方へ PDFでご覧ください

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