インプラント治療

治療の流れ(2回法:基本的な手術)

  1. カウンセリング
    担当医がレントゲン撮影と口腔内の診察をして、インプラント治療が可能かどうか診断します。治療が可能であれば治療方針や費用、お支払方法など気になる点をご説明します。もちろん、疑問にもお答えいたしますので、どんなことでもお気軽におたずねください。
    当院では、患者様ご自身で治療内容を選択できるよう、専門用語も噛み砕いてわかりやすく説明しています。
  2. 精密検査
    最先端の設備を使った精密検査を行い、患者様の口腔内をより詳細に確認させていただき、治療が可能かどうかを診断します。より正確・安全なインプラント治療を実現するために、当院では歯科用CT(コンピューター断層撮影)を導入しています。撮影されたCT画像データはコンピュータを用いて分析し、術前の診査・診断ならびに治療計画に役立てます。
  3. 一次手術(インプラント埋入)
    アゴの骨にインプラント(人工歯根)を埋め込む手術を行います。局所麻酔を使用し、歯肉を切開して歯槽骨を露出させ、ドリルを使って孔を開け、インプラントを埋め込みます。最後に歯肉を縫い合わせます。経験豊富な歯科医師が担当しますので、インプラント1本あたり15分から20分程で手術は終わります。(骨移植など、骨造成を併用する場合はさらに時間を要します。)術後、2〜3日程歯肉や頬が腫れる場合や、内出血がみられる場合があります。抗生剤と痛み止めを服用していただきます。
  4. 治癒期間
    一次手術後、インプラントがアゴの骨としっかり結合するまで、2〜4ヶ月ほど治癒期間を設けます。期間中は部分入れ歯や仮歯などを使用できるので、日常生活に支障はありません。 ※治癒期間は、インプラントを埋めた部位や骨の質などによって個人差があります。 参考:下顎で2〜3か月、上顎で3〜4か月、骨移植をした場合、1〜3か月延長する場合あり
  5. 二次手術(1回法では必要ありません。)
    歯肉を開き、頭出しを行い、人工の歯を装着する準備をします。この状態で歯肉が治癒し安定するのを待ちます(1〜4週間)。
  6. 型取りと人工の歯の装着・完了
    歯肉が治癒したら、型を取り、支台部(アバットメント)と人工の歯を作製し装着していきます。多くの場合、支台部はスクリューで固定し、人工の歯はセメントで固定し治療完了です。当院では人工の歯はもちろんのこと、支台部も患者様それぞれにあったカスタムメイドになりますので型取りから装着まで作製期間として2週間かかります。
  7. メンテナンス・定期健診
    手術後もインプラントを長くお使いいただくために、毎日のホームケアでのお手入れや歯科医院での定期的なメンテナンスは欠かせません。インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病と同じような症状(インプラント周囲炎)をおこすことがあります。半年に一回程度の定期検診が必要です。

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