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『口内炎』

2013.12.12

今年もあっという間に12月。

月日が経つのが早く感じるのは私だけでしょうか。

何かと忙しくなる師走。
疲れやストレスから口内炎が出現することがありますが、口内炎って本当につらいですよね。

今日は、口内炎についてのお話しを少し。

一般的にもっとも多いのが『アフタ性口内炎』。
赤い縁に囲まれた数mmから10mmぐらいの潰瘍が舌、歯肉、口唇、頬粘膜にできます。

多くはストレスや睡眠不足など免疫力低下、ビタミン不足、歯や不良な詰め物の刺激が原因と考えられています。

治療は従来から含嗽、ステロイド軟膏塗布、ビタミンB2,B6の投与、詰め物の調整などが一般的に行われていますが、いずれの場合も、痛みに対する即効性はありません。

このアフタ性口内炎はほとんどの場合1~2週間で治癒しますので、怖い病気ではありませんが、1~2週間痛みを我慢するのはつらいですよね。食事もつらいですし。。。

そこで痛みを早期にやわらげ、治癒期間を短くする治療を紹介します。

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)です。
治療照射時間は1~2分程度。少しチクチクしますが、多くの場合、麻酔はいりません。
粘膜表面が少し焦げた感じになります。

←当院のCO2レーザー
1、痛みをとる。
2、傷、炎症を早く治す。
3、免疫を高める。
以上、3大効果で口内炎を早く治します。

口内炎で痛みの強い方はいつでもご相談くださいね。


ただし、以上に述べたアフタ性口内炎以外にも、

ウィルス性口内炎(単純ヘルペス、帯状疱疹、手足口病など)、
真菌性口内炎(カンジダ)、
膠原病(ベーチェット病など)の一症状として出現する再発性アフタ、
口腔扁平苔癬という難治性口内炎、
白板症、紅板症(前癌病変)、
口腔ガン(舌ガン、歯肉ガン、口底ガン、硬口蓋ガン、頬粘膜ガン)

などいろいろな口腔粘膜疾患があり、中にはCO2レーザーが適当でないものもありますので、適切な診断が必要です。


①口内炎で摂食障害が強いお子様(単純ヘルペスの初発感染重症化など入院加療が必要に
 になる場合がある。)

②2週間以上続く口内炎のある方(ガンなどの病気との鑑別が必要になる場合がある)

以上2項目にあてはまる場合は早期に歯科口腔外科受診をおすすめします。


 

『年末年始の休診のお知らせ』12/29(日)から1/5(日)まで休診とさせていただきます。

2013.11.24

「お月見泥棒」

2013.09.19

今日は中秋の名月(十五夜)。

日進市のお月見といえば、「お月見泥棒」。

みなさんご存知ですか?

最近日進市に引っ越してこられてご存知ない方も多いのではないでしょうか。

「お月見泥棒」とは各地方で行われている子供たちのお月見イベントの一つで、この日に限ってお月見のお供え物を盗んでいいというもの。お供え物を食べることで一年間元気でいられるという風習が日進市にも残っているんです。

自分も子供の頃、友人と自転車で走り回って、おかしやまんじゅうを袋いっぱいになるまで頂いた楽しい記憶が残っています。

 ← 我が家のお供え物。

我が家にもたくさんの子供たちが来てくれました。

 ← ご近所の○○すけ君。大きくなったね。

みんな必死、笑顔、本当に楽しそうでした。子供たちの興奮ぶりをみてると自分もうれしくなります。

こういう心温まる風習はいつまでも続いてほしいですね。子供たち頼むよ。
 



祝 東京オリンピック2020

2013.09.08

今日は早朝から東京五輪決定の瞬間をテレビでみてテンション上がりました。

日本のプレゼン 滝川クリステルさんの"おもてなし"の話しなど、プレゼンターみんなすばらしかったですね。

日本という国、日本人ってすばらしい民族だなーってあらためて感じました。  

夜は、半○直○さんみて元気もらってまた1週間お仕事頑張りましょう。

糖尿病と歯周病

2013.09.05

昨日の雨はすごかったですね。                       

雷もなっていたので、精密電気機器の多い歯科医院は心配になりますが、落ちなかったので一安心でした。                                   

さて、今日は糖尿病と歯周病の関連性についてお話したいと思います。          

糖尿病(2型)はご存じのとおり、糖の代謝異常で血糖が高くなる病気です。  
血糖が高くなると、細い血管の細胞がダメージを受けて、網膜症、腎症、神経障害といった3大合併症などを引き起こします。 細い血管がダメージを受けると、免疫力も下がってきます。
 
一方、歯周病は細菌感染症です。

つまり、糖尿病の患者様は免疫力が下がっているので、歯周病にかかりやすいのです。
ここまでは、糖尿病が歯周病を悪化させるお話しで、以前からもよくいわれてきました。

次に、最近明らかになってきた歯周病が糖尿病を悪化させるお話しです。
歯周病が重症化すると歯周病細菌と戦おうと、「TNF-α」とよばれるたんぱく質が炎症性細胞からたくさん出されます。このタンパク質がインスリンの働きを悪くして、血糖コントロールを悪くすると考えられています。

以上のように、糖尿病と歯周病は密接に関連しており、近年、医科と歯科が連携して血糖コントロールしている総合病院も増えてきています。  

成人の約8割がかかっているといわれている歯周病、特に糖尿病の患者様は歯周病罹患率が高く、重症化しやすいといわれています。  
是非、かかりつけの歯科医院での定期的な歯周チェックをおすすめします。  

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